片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

ハプニングの日曜日(午前)

朝、平日と同じく6時半に起床した子どもに起こされ、私も起床。

子どもの朝ごはんを用意している最中に、休日はねぼすけな旦那さんも観念して起床。

私が疲れ気味(前日風邪をひいたみたいで夜は早々にダウン)だったので、旦那さんが1時間ほど子どもをお散歩に連れ出してくれました。

 

ひとり家に残りダラダラとシンクの洗い物を片付けたり、子どもが散らかしたオモチャを片付けていると、玄関のドアノブが回され、ガチャと音を立てました。

出かけた際に、見送った私が鍵を閉めたのは知っているのに。それを忘れてしまうほど何を慌てているの?と思っていると、扉の向こうから「ぅゎーんっ」と、微かな泣き声が。

お母さんがいなくて寂しくなっちゃったのかなー?と、廊下に佇んで待っていると、鍵を開けて旦那さんが慌てて入って来ました。

抱っこされながら泣いている子どもを見ると、口元が血で真っ赤!

泣いてダラダラ垂れているヨダレも血で真っ赤!!

流れ出る赤い液体があごを伝い、ムックの毛並みのような赤いモコモコの洋服に吸い込まれていきます。

「もう、帰ろうとしていたら、手をつないでいる状態で転んで、つないでいたから地面には顔はぶつかってないはずなのに」と、オロオロと説明する旦那さん。

「歯をぶつけてないかな?それが心配」というと、「それは多分大丈夫だと思う…」と。

 

 

とりあえず、血に染まった子どもの両手と、口元を流水で洗って。

口をすすぐことはまだできないから、コップに水を汲んで子どもの口元に持っていくと、ごくごく飲みました。

水を飲むのを見て、「そんなに痛くはないのかも」と思い、部屋で血を拭って、傷口を確認。下唇の内側と外側に傷がありました。

かがんで泣きじゃくっている子どもに向かって両手を広げてあげると、「だっちぃー(ニッコリ)」と抱きついてきました。

抱っこでご機嫌になるなら、大丈夫。

 

旦那さんは流れた血の量が把握できていなかったようで、洗面所で洋服を手洗いしながら「うわ!こんなに血が出ていたの!?」と、悲鳴をあげていました。

 

子どもが落ち着いてから口の中を改めて確認しましたが、唇以外には傷はありませんでした。

 

お母さんに抱っこしてもらい、ニコニコになった子どもは、戸棚の上にあった蜜柑を見つけて「ぁ!」と、食べたいアピール。

「蜜柑はしみるよ〜。やめておいた方がいいよ〜」といっても、1歳児に通じるはずがない…。

根負けして蜜柑をあげましたが、痛がる様子もなく1個ペロリ。

幼児の治癒力、恐るべし。

大事にならず、良かった。