片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

「鼻水を吸う」10ヶ月の攻防の末に、報われた!

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保育園に入れてから、連絡帳に「鼻水多し」を書かない日がない。

「今日はいつもより少ないかな?」と思っても、次の日には「今日も多いです…」に逆戻り。

 

少し熱があって鼻水が酷かったときに、旦那さんが病院に連れて行ってくれました。そこで先生から「1日6回ぐらいは鼻水吸ってください。保育園で日中にいないなら、せめて2回は。風邪を防ぐのは薬より鼻水を吸うのが効果的です」といわれて帰ってきました。

「機械で吸われてものすごく泣いて可愛そうだった。風邪が治らないとまたあれやらなくちゃいけないから、家で鼻水を毎日吸ってあげないと」と、言われたときは、ムッ!としました。

「鼻水を吸ってあげたくても全力で拒否されて出来ないんだよ!こっちだって気になるからやりたいんだよ!っていうか、“やってあげないと”ってどういうこと? “やるように”と先生から話を聞いたのは自分でしょう? 自分で1度もやろうとせず、なぜ私だけの義務みたいに言う?」…なんて、言い返さなかったけど。

結局、その日と次の日、2回ぐらいは嫌がって暴れる子どもを押さえつける協力はしてくれたけど、すぐに旦那さんはフェードアウト。鼻水を吸った方がいいかな?とか気にかけることすら忘れてる始末。

旦那さんは排水溝とかの汚れが大嫌いなので、まあ、あの手のものが苦手なのが分かっているから「やれ」とは言わないけどね。

いかんいかん。当時の怒りを思い出して愚痴になってしまった。

 

で、鼻水吸い器を見ただけで顔を背け、逃げ出す子ども。

逃げないように、お出かけ前に抱っこ紐でくっついてから取り出すも、背をそらせ、顔を背け、お母さんの顔に張り手をして全力で逃げようとする…。

ので、少しでも楽しくなるように・鼻水吸い器を嫌いにならないようにと、鼻を吸う前に、まだ綺麗なうちに、ほっぺをちゅっちゅっちゅっ、おでこをちゅっちゅっちゅっ。

子どもは吸われる感覚が楽しくて、きゃっきゃっきゃっ♪

いまだ!と鼻を吸おうとした途端、私の目つきと手の軌道から察して、「いやぁーーっ」のポーズ…。これの繰り返し…。

 

保育園に入れてから、約10ヶ月。その間、1週間に1・2度できればいいほう、程度でした。毎日なんて無理無理。鼻をティッシュで拭っても拭っても出続けたり、ずるずる音がしているときだけ強引にやってました。

 

…ところがですね。昨日夜と今朝、2回も! 2回も協力的だったんです!!

 

鼻水吸い器を持って近づいたら、鼻に入れるほうのチューブを自らむんずと掴み、ニヤニヤ笑いながら、自分の鼻にIN!!

うお!?と思い、すかさず、ずずーっと吸うと、いや!って感じで顔を背けたあと、またもやお鼻の穴にIN!!

鼻の穴に入れるのを楽しんでおりました!!!

鼻水、両方の鼻から吸いだせました!

 

ひゃっほー!

 

今までの嫌がりようを見ていたし、このことを正月休みに妹に相談して、6歳になる姪はいまだに嫌いだと聞いていたから「おとなしくやらせてくれる日は来ないのだろう」と、諦めていたんです。

ああ~! この感動・この喜び!!! こんな日が来るなんて~!!

喜びの気持ちを、文字色で表現してみた。

一度もやらずにここまで来てしまった旦那さんには、もう一生味わえない喜びだけどね!(怒)

 

1歳半になって、こちらの話していることも分かるようになってきたし、色々とチャレンジして習得しているし(水筒の蓋を自分で開けられるようになった!)、もう赤ちゃんじゃないんだな~。

赤ちゃんじゃないんだな~……お母さんは、ちょっと寂しいよ…。

 

これなら、1日2回どころか、3回でも4回でも出来るよ!

子どもが鼻に入れるのを楽しんでいるうちに何度もやって、苦手意識を取り除いておかねば!