片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

離乳食、泣いて食べない場合 〜対処法〜

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ちょうど2回食がきちんと完食できるようになった頃、夕方の離乳食の時間にぎゃん泣きするようになりました。

保育園ではよい子で食べている様子だし、離乳食後にミルクは200ccも飲んでいるのに!

家では、ミルクは80ccがせいぜい。しかも仰け反って泣くから、食べたくないのかと片付けようとすると、さらに泣く。

当時は、泣く理由も分からず困り果てていましたが、保育園の先生に相談したり、家で色々試したりして、今では泣かれても、なんとなく理由が分かるようになりました。

 

毎日泣かれていた当時にまず試したのが、「先にミルクをあげる」です。

情報誌などには、離乳食をたくさん食べてもらうために「十分お腹が空いてから」「離乳食の後にミルク」と書いてありますが、なかなか理想どおりにはいきません。

子どもがお腹が空いた!とアピールしだしたら、あっという間に機嫌は急降下です!

離乳食の準備中に「もうお腹すいた!我慢できない!」という雰囲気でぐずり始めてしまったら、離乳食を用意して「さあ、ごはん!」とあげても機嫌はなおりません。ごはんが目の前にあるのに、仰け反って泣き続けます。

たぶん、ぐずっているうちに本人も何で機嫌が悪いのか忘れてしまっているのだと思います。

そんなときは、気持ちをリセットするために、まずはミルクで気持ちも空腹も落ちつかせてあげると良いです。

 

あと、食事中に機嫌が悪くなり、足をダンダンと踏みならして不機嫌アピールされることもありました。

どうやら「スプーンを口元に運ぶのが遅い!」と怒っているようでした。食べやすい量をすくうのがなかなか難しく、モタモタしていると機嫌が悪くなります。

しかし、怒らないスピードであげようとすると、まるで椀子そば状態に…。そんなに次々と口に入れたら、喉に詰まらせてしまわないかと心配になります。

そこで編み出した技が、「左手にミルク、右手にスプーンの二刀流!」です。

抱っこで体に寄りかからせながら、左手に哺乳瓶を持ってホールド。右手でスプーンを口元に。

もぐもぐが終わると左の哺乳瓶でちゅっちゅっ。ミルクを飲んでいる口元にスプーンを運ぶと、ちゅぱっ!と外して、あーん、ぱくん、もぐもぐ…。口の中のものがなくなると、すばやく顔を左に向けて、再びちゅっちゅ…。

ゴレンジャーなら、黄色。水戸黄門なら、うっかり八兵衛。どれだけ食いしん坊なの、と言いたくなるような、笑える光景でした。

一人で必死に対応していたから、ビデオを撮れていなくて、とても残念!!!

 

夕方の離乳食は18時半と決めていますが、おなかが空いて不機嫌になる前に早めに用意しておこうと行動してもダメになってきました…。

さっきまでおなかが空いたそぶりはなかったのに、専用のお皿を出してきて電子レンジでチンした途端に、もう食べる気満々になってます…。ぬるくて再加熱や、反対に熱くなりすぎて冷ましていたりすると、怒りはじめます…。

電子レンジからお皿を取り出す時点で、抱っこ紐の中から期待を込めたまなざし。熱さ確認して再びレンジに入れると「ふぇ~!ぅぁ~!」と、盛大に仰け反り。

ぎゃん泣きされるのは精神的にきついですが、手作りの離乳食が美味しくて大好きなのね、と受け取り、自分の心を慰めています(笑)

 

今では二刀流を披露しなくてはならない状況はなくなりました。今度は「触りたい、手づかみしたい」で泣かれることが増えました。

 

子どもの様子や声のトーン、仕草などから泣く理由を推測する日々は続きます…。