朝、自宅の前を通学路にしている小学生たちとすれ違うことがあります。
最初に会ったのは女の子。
向こうから歩いてくるな、ぐらいにしか気に留めていなかったのだけど、気付いた女の子は「おはようございます」と元気にあいさつしてくれました。
見知らぬ女の子があいさつしてくれると思わず、一瞬びっくりしました。
知らない人にあいさつするのは、子どもにとっては勇気がいること。
頑張って大きな声であいさつしたのに大人が返事してくれないと、子どもは自分の行いを「恥ずかしい」と思ってしまい、次から萎縮してしまうんですよね。
なので、すかさず笑顔で「おはよう、いってらっしゃい」と返事。
数週間後、今度は見知らぬ男の子とすれ違いました。
どうしようかな~と思ったけれど、こちらから「おはよう、いってらっしゃい」のあいさつ。
男の子も、元気にあいさつを返してくれました。
保育園に通うようになり、小学生の通学路に立つみどりのおばさん・おじさんとも、あいさつをかわすようになりました。毎日通る酒屋さんのおじさんとも。
保育園で出会う子どもたちとは、顔も名前も分からなくても玄関先では「おはよう」「バイバイ」を。
同じクラスに通う子のお姉ちゃん(他の保育園に通っている)とも、あいさつしたり雑談したり。
昨日、保育園からの帰り道に、ブログで使う花の写真を撮っていたら、背後から「あッ!! こんにちはぁーー!」の可愛らしい大声が(笑)
はっ!と振り返ると、子ども二人を自転車に乗せた保育園仲間のママさんが、お姉ちゃんの元気なあいさつに笑いながら「失礼します~!」と、シャーーーッ!と走り抜けていきました。
お姉ちゃん、遠くからよく私だと気付いたね!とびっくりしながら、「さようならぁー! またね!!」と叫び返しました(笑)
他にも、保育園の役員仕事の合間に、一緒に係りをしてくれた役員の子どもたちとちょっと遊んだら、その数週間後に保育園前で、「あ! こんにちはぁ!」と、元気にあいさつしてくれたり。
よく覚えていたね!と、子どもたちの認識力の高さに驚かされます(笑)
そんなこんなで、毎日たくさんの「おはようございます」「いってきます」と「さようなら」「ばいばい」を口にしています。
家族以外の地域の人とあいさつをかわすようになって気付いたのですが、あいさつも「承認欲求」を満たすものの1つなんですね…!!
今まで、承認欲求は職場や仕事の中で満たしていましたが、たったひとことのあいさつでも満たされると気付き、びっくりしました。
家も名前も知らない、毎日おなじ場所で会うから顔だけは知っている、そんな希薄な関係性でも「自分を認識してくれているあいさつ」であれば、承認欲求は満たされます。さらに地域への帰属意識も満たされます。
朝の通園時に出会う人々とあいさつをかわすだけで「承認欲求」も「帰属意識」も同時に満たされるなんて、すさまじいコストパフォーマンスの高さ(笑)
毎朝のあいさつ、おすすめです!!!
…そうなると、毎日の家族とのあいさつ、ちょっとなおざり感があったのですが、改めようと思います…。
お布団の中から「行ってらっしゃい」をいったり、子どもの食事の世話をしながら背中向けたまま「おかえりなさい」をいっていた自分を、反省しました…。