片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

40代の出産で良かったこと・プラスだったこと

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つらつらとネットを見ていたら、数年前の書き込みで

「40代で初産だった方 よかった事、プラスだったことを聞かせてください」

というトピックを見つけました。

ネガティブなレスが多く、トピ主の希望にそった返答が少なかったので、自分でも良かったことを考えてみました。

 

40代の初産でよかったこと、プラスだったこと

 

①20代後半から40代前半まで、仕事に邁進できたこと。

仕事人として脂ののった時期に存分にやりきることができたので、現在は育児のために仕事にセーブがかかってしまう状況でも悔いはない。

 

②会社の組織の中でゆるぎない居場所がある。

仕事で成果を出し続けて、会社の中で重要なメンバーとなってからの結婚・出産だったため、社内からもクライアントからも、出産後の復帰を望まれた。そのため、復帰後の職場環境はかなり恵まれている(が、それに胡坐をかかないように気をつけている)。

 

③仕事で過酷さを味わいつくしたため、育児の大変さはあまり感じない。

1週間会社に泊まりこみ、とか、3日間完徹しながら企画書作りで脳みそヒートアップとか、過酷過ぎる過去のおかげで、3時間おきの授乳とか、夜泣きで寝不足とか、体力的には大変でも精神的には全然平気だった。(でも、職場復帰してからの夜泣きは日中に睡魔がくるからキツイけど!)

 

④金銭的に余裕がある。

生涯独身&早期リタイアもしくは終の棲家購入を考えて、独身時代にきちんと貯金してきたので、結婚後の生活にゆとりがあり、子どもの教育費も老後資金も目処がたっている。今は、私のリタイアが遅ければ遅いほど、マイホーム資金に余裕が出るな~という感じで、生活のために切羽詰って仕事をする必要がない。「ワーママはきつすぎる!」となったら、仕事を辞めてしまってもちょっと将来設計を見直すだけでいい。

 

⑤産休育休中の給付金の給付金額が高い。

40代だから、というわけではないけど。出産前はバリキャリで同年代の男性社員に引けを取らないお給料を貰っていたので、比例して休業中にもらえる給付金も高かった(とはいえ、育休を1年たたずに切り上げているので損得の点ではマイナスですが)。

 

⑥知識がある、なくても情報にたどり着けるスキル、コミュニケーション能力がある。

育児中にちょっと分からないこと・不安なことにぶつかっても、適切な情報を入手できるスキルや、初対面の人に臆することなく質問できる度胸が、仕事を通して身についていること。

 

⑦ロジカルに考え、分析できるだけの精神的余裕がある。

たとえば、夜泣きで子どもがぎゃん泣きしているのに旦那はぐうぐう高いびき。それが毎日。たまには夜中のミルクを替わってよと、ちょっとイラッとする場面でも、「赤ちゃんは生存するために本能的に母親の神経に障る声で泣くのか…じゃあ、お父さんが泣き声に気付けないのも、泣かれると私の神経が逆立ってイラっとしてしまうのも、仕方ないことか。むしろこの子猫のような新生児特有のか細い可愛い泣き声に気付けない旦那さんに哀れさを感じる…。」と、こんな感じ。

 

⑧親族からお下がりがたくさんもらえた。

私よりも歳の若い妹も弟も従兄弟たちもすでに子どもがいたので、ベビーベット、ベビーカー、バウンサー、ハイローチェア、チャイルドシート、歩行器、スリング、おねしょシーツ、メリー、離乳食用の小物類、こいのぼり…などなど、我が家に集結した。自分で買った高額なものは自動搾乳機ぐらいかな?

 

⑨旦那さんの性格が年を経て忍耐強くなり、協力的であること。

人によりけりかもしれませんが、うちの旦那さん曰く「自分は若いうちは我が強すぎて、絶対に結婚生活はうまくいかなかったと思う」と。いろんな修羅場を潜り抜け(その当時のことは知らないけど(笑))、性格が丸くなり、今はとても平和。

 

⑩親族一同に、「育児の先輩」がたくさんいる。

親戚の集まりに行くと、超楽チン! 乳児期を懐かしむ姉妹や従兄弟たちが、かわるがわる抱っこしてくれてお世話してくれる。少し大きくなると、姪や甥が遊び相手になってくれる。目の届く範囲に子どもがいながら、育児から開放される最高の時間。

 

 

…それぞれの環境により合致しない項目もあるかとはおもいますが、私の良かったこと・プラスだったことは、こんな感じです。

人によって「出産する最善の時」は異なりますが、私の環境では「いま生んで良かった」と思えます。

まあ、出産に限らず、「過去の自分の判断・選んだ道に1つの後悔もない、常に最善の選択だった」といつも言い切ってますが。

今後も最善だといい続けられるように努力します。