昨日の続きです。
2つめ、「私が仕事を優先しすぎて家族に負担をかけていたら、ちゃんとブレーキをかけて欲しい」は、職場復帰したときに、旦那さんに言わなくてはいけなかったのですが…。
職場復帰の際に、時短で働く際の条件の交渉テーブルで、会社から提示された条件に納得できずNOをいいました。時短の勤務でも、今までと同じポジション・同じ責任・同じ売上げ目標なのに、この条件は納得できないと。会社からは「下がった給料の%分だけ売上げ目標も下げていい」とはいわれましたが、「担当クライアントは休業前と同じ。日々の業務の中で頂く仕事を断るわけにいかない。だったら、実際には売上げ目標は前年とかわらないですよね?」と。しかも、売上げNo.1の自分が目標を下げて、誰かその金額分をカバーできるかというと、それは無理で。なので、自分としては、時短であっても売上げ目標を下げるつもりはない、いままでそんな気持ちで仕事に向き合ってきていない、と主張しました。
その際、会社の上司にいわれました。
「会社のことを考えてくれる気持ちは嬉しいけど、どんぐりママさんが無理をすると、その負担は息子くんと旦那さんに行くんだよ?」と。
まあ、そうですよね…。今まで仕事一筋で馬車馬のように働いてきたので、復帰したとたん、また同じモードになっていました。
会社との交渉は、まあ双方の譲歩案でまとまりましたが。
また無茶して突っ走る前に、旦那さんにちゃんとブレーキをかけてもらわないとダメだなぁと。
ブレーキをかけていいんだって、私の働き方に意見していいんだってことは、ちゃんと伝えなくちゃなと思いつつ、なかなか言えませんでした。言ったら、自分の働き方に制限をかけてしまう気がして。
が、3つめの「家事と育児を、時短勤務中の私と同じだけ分担しようとしなくていいよ」と共に、夜、意を決して言いました…!
他人から見たら、意を決するなんて大げさなと思うかもしれませんが。
日常の中でモヤモヤすることも当然ありますが、それでも旦那さんはすごーーくがんばって家事も育児もしてくれています。
早く帰るために、残業時間を朝と夕方に分散してくれており、朝は5時40分に家を出て、夜はたいてい18時半頃にはあがり、19時半頃に帰宅します。
月曜日と、水曜日には、17時半に一緒に保育園のおむかえにも行ってくれます。
で、家に帰ってからはその日その日で、息子の夕食・お風呂係は担当が異なりますが、離乳食の準備、夕食係は私。夕食後は私は息子の寝かし付けでたいていは撃沈…。私が寝ている間に旦那さんは、食事の後片付け・洗濯・お風呂掃除・部屋の片付け。夜中と明け方のミルク担当は私、という具合。
現在、料理以外の家事はほとんど旦那さん担当です。
「時短の私と同じだけ家のことをしようとしなくていい」「無理はしないで」と、職場復帰してから2ヶ月もたって、ようやく言えました。
…言えたということは、それだけ自分にも精神的余裕が出来たのかな。
旦那さんからは、「当たり前だと思っていないならいい。認めてもらえれば、それだけでがんばれる。」と。…案外、ここ最近モヤモヤしていたのは自分だけではなかったのかもしれません。言葉にして伝えられて良かった。
さらに、旦那さんから「まあでも、自分は成果が分かりやすい方をとってるともいえるし。(私が主に対応している)息子くん対応は終わりがないから」といってもらえ、家事を一手に引き受けてもらっていることへの罪悪感が薄れました。
家庭でのがんばりを一番理解しているのは、夫婦ですものね。
その二人が、お互いのがんばりを認めて称えあわなかったら、誰がしてくれるんだ、と。
「ありがとう」は日常でたくさん言い合っていますが、目を見ていうことはあまりなく。何かをしながらでいってるなぁと、ちょっと反省。
たまには、相手の目を見てきちんと感謝を伝える機会を作ろうと思います。