片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

PTA問題の片鱗

0歳児の保育園生活をはじめること3週間。

まだ保育園なのに、早くもPTA問題の片鱗を見ました。

 

うちの保育園はいまどき珍しく父母会があります。

事前に配られた資料には「クラスから2名選出。在籍中に1度は必ず役員をやっていただきます」と書かれていました。

旦那さんは「そうはいってもやらずに逃げ切れるかもしれないし、あえて自分から手を上げなくてもいいんじゃない?」といってましたが。

でも、認可保育園であるからには、みんな共働きで条件は一緒。逃げ切れるとは限らない。

 

毎年毎年「誰も成り手がなくて今年はやらなくちゃいけなくなるかも」とびくびくするのは嫌だったし。

どうせいつかやらなくてはいけないなら、0歳児でまだ休日のお出かけをせがまれない時期の方が役目を引き受けやすい。

役員をやることで、先生たちの名前と顔も覚えられるし、他のお母さんとの交流もできるし。

…と、前に向きに考えて、「今年やります!」と挙手。

こういうことは、「誰かにやらされる」より「自らやる」方が絶対に楽しい。スタート時のモチベーションが違うから。

 

残り1名もあまり時間をかけずに無事決まり。

その後、クラスのお母さんたちにとても感謝されたので

「どうせいつかやるなら0歳児のうちの方が、子どもとの週末のお出かけがつぶれる事態が防げるかと打算が働いて~ ^_^」といったら、

みんな「あぁ…」という顔つきに。

来年は役員に挙手する人が増えるかも?(笑)

 

 

…ここまでは良かったのだけど。

前年度の会長・副会長が議事進行で開かれた、午後の今年度役員たちの係り決めで、会長のなり手がなく紛糾…。紛糾というより膠着状態…。休んでいる人もいたため勝手に役を決めるわけにいかず、次回の定例会に持ち越し…。

 

ディレクターの習性として「会議の停滞時には、自ら率先して意見を」が身についているので、しーんと静まり返った膠着状態の会議を見て、何度「だったら、私やります」といいそうになったことか…。

園のことも行事のこともまったく分からないため、役不足だと思って踏みとどまりましたが。これが2年目以降だったら、きっと引き受けてしまっただろうな…。

 

ディレクター職は、仕事の中では斬りこみ隊長だったりするので、オフでも習性が出ちゃいますね。

デザイナー時代はどちらかというと引っ込み思案だったので。

「職種」で、こんなにも性格がかわるのだな~と、日常の中で思うことが時々。

そうして、ディレクターという職種で培われた知識や習性に、日常でも助けられることは数え切れないほど多々。

なりゆきでWEBディレクターになったけれど、その道を選んでよかったな~。