片隅でひっそりと

~共働き家庭の 仕事・家事・育児~

TVと距離を置き、「おうちカフェ」


以前、「なぜおうちカフェに満足できないのか?」で得た気づきを、旦那さんにも話してみました。

それ以降、「お茶の時間」だけTVを付けずに音楽を流してみたり、工作などの作業の時間にも音楽をかけてみたり…と、少しだけTVから離れるようにしてみました。

…これだ。求めていたのは、この空気感だ。

 

日曜日は天気が良かったので、

10時のお茶の時間は、ぐり君の要望でベランダにテーブルと椅子を出して日向ぼっこしながら、ミルクティーと、お茶うけにバレンタインチョコ。

ピクニックから帰宅した15時のお茶の時間は、花を活けてから音楽をかけ、緑茶と和菓子を用意。

 

この、のんびりまったりした時間。癒される。あ~、幸せだ~。

 

「音楽を聴きながらのお茶の時間、いいね。幸せだね」と、満足感を旦那さんにアピールしました(笑)

 

本当は、リビングからTVを撤去してしまいたいんだけどなぁ~。

それはハードル高いなぁ…。

 

…病院のTVのように、金券カードを挿入しないとつかないTVが欲しい…。

そうしたら、もっとTVと距離を置くことが出来て、だら見もなくなるだろうに。


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保育園の懇談会が、Zoomで開催

コロナウイルス蔓延のため、子どもたちはさまざまな年中行事が中止になっています。

それに伴い、保育園の行事を通しての保護者間の交流の機会もなくなりました。

クラス会も開かれず、夏祭りもなく、先生と保護者の懇談会もなく…。

さらに、年明けから連絡帳もなくなり、先生との紙面交流ができなくなり寂しく感じていました。

帰省も出来ず、保育園仲間に「遊びましょう」と誘うのもはばかられ、趣味の稽古もすべて休み…休日も出かける先は散歩か公園かスーパー。

常に「旦那さん、私、ぐり君」の3人だけの閉じた世界のような…他者・社会とのかかわりがすごく希薄。

 

そんな中、保育園の懇談会がZoomで開かれました。

これまでは保育園内でおこなっていたため、各家庭1名しか参加できませんでしたが、父母の参加OKということで、旦那さんと二人で参加しました。

もう…すっっっっごく、楽しかった!!!!

 

 

 

Zoomでの開催なので、父母別々のPCで参加OK。会社からの参加もOK。都合のつく時間のみ参加して途中退席もOK。参加へのハードルが低い!

例年は各家庭1名しか参加できないため、ほぼ「お母さん」が参加して「お父さん」の参加は1名ぐらいなのですが、今回はかなり男性も参加していました。

また、里帰り出産中の方も参加することができ、オンラインならではの利点を感じました。

コロナ云々がなくても、働く家庭にはオンライン懇談会の方がニーズにあっているかも。

 

旦那さんもこういう場に一緒に参加してくれると助かります。なぜなら私しか参加していないと、「先生は〇〇だと言っていたよ」「こういう方法がいいらしいよ」「こんなアイディアがあったよ」と、懇談会で聞いた情報を旦那さんに教授する形になってしまい…自分は育児の先生でも経験者でもなく旦那さんと同じラインにいるはずなのに、旦那さんに教授することになってしまう…そこで軋みが生じたり、責任感の欠如が見られたりしていました。

今回は先生からのアドバイスを一緒に聞いたことで、「うちではどう取り入れる?」と、自然と同じ目線で相談できる流れになったのが嬉しかったです。

 

また、なくなってしまった連絡帳の件も、「4歳になれば、自分の口で“事実”を話せるようになるから」ということでした。

今日どんなことがあったの全体連絡はボードに書かれているので、その情報をきっかけにして「今日は三輪車に乗ったの?」とか「おやつのドーナツは美味しかった?」など、子どもに話題を振り、子どもと対話をして欲しい。4歳になれば今日のことを思い出しながら印象に残ったことを話すことが出来るようになるんです、と教えていただきました。

そうか…先生とのやり取りがなくなり、保育園の子どもの様子が分からなくなって不安に思っていたけれど、もう先生からではなく子どもから様子を聞ける時期になったのか。その成長にあわせての廃止だったのかと納得。



オンラインの懇談会でしたが、とても気づきの多い楽しい時間でした。



可愛いグッズで、育児を助けてもらう

昨日は旦那さんがお迎えにいってくれたので、残業して帰りました。

夕食のメニューは、前の晩に旦那さんが作っておいてくれたハヤシライス。

お迎えの心配も夕食の心配もなく、切りがいいところまで仕事して19時半に帰宅。

旦那さんが先にぐり君に夕食を食べさせてくれていました。

私が帰ったときは、すでにお替り分も食べおえていました。

「まだ食べる?」と聞くと「たべる!」というので、2回目のお替りを用意。

じゃあ、改めて三人で食べようか…とシンクの前で準備していると

ぐり君が足元にやってきました。

 

「くまのがいいの」

「? ん? 何のこと?」

シンク下の扉の前で、まるで相撲をとるときのように腰を落とし、両手を床につけるぐり君。

「くまの、ぐぅーってやつ」

「何の話? 絵本の話? オモチャの話?」

しゃがみこんで、ぐり君と視線を合わせます。

「くまの、ぐぅーってやつ!」

小さな手を開き、爪を立てて床を押すぐり君。

 

…なんだろう? なんのことだろう?

「…ご飯の話なの??」

 

さっぱり、分からない!

 

 

でも、ぐり君がいうことは大人には伝わりづらくても、いつもちゃんと意味や筋は通っている。

 

一昨日の夜にこんなやりとりがありました。

お風呂からあがったあとに

「くろすがんだむのはこは?」と言われ、

「箱? クロスガンダムの箱なんてないよ。お菓子に入っていたガンダムのカードならあるけど」

「それじゃない」

ガンダムのお菓子の袋のこと? 袋はぐり君がいらないというから捨てちゃったよ」

「ちやう! はこ!」

「え~。ガンダムの箱なんてないよ。お母さん知らないよ」

といって話を切り上げてしまったのだけれど…

次の日の朝、食器棚の上に隠すようにファーストガンダムのDVDボックスが置かれているのに気づきました。

きっと、私がお風呂に入っている間に、ぐり君が旦那さんの部屋から持ち出し、旦那さんがぐり君の目を盗んで食器棚の上に避難させたのだと思います。

ぐり君が探していたのは、これだったのか。

 

 

 

…そんなことがあったばかりだったので。

こちらが読み取れないだけで、ちゃんとぐり君の中では伝えたいことがあるはずと思い、「くまの、ぐぅーってやつ!」を、真剣に考えてみました。

旦那さんは、まったく分からないと、早々に匙を投げている様子。

相撲の立ち合いスタイルのまま、床をぐぅーっと押すぐり君。

シンクの扉を睨みつつ、意味を推し量る私。

しばしの膠着…。

 

扉のクリーム色を凝視…。

クマ、ぐぅーっと押すもの…そしてここはシンク前…。

「あ! 分かった!!!」

ひらめきました。

「ぐり君、これでしょ?」

シンク下の収納庫をあさり取り出したのは…

 

 

パンDEポップ! アップ! A-76189

 

「それ!」

ぐり君、ようやく話が通じてニコニコ。

 

しかし。

「りーちゃん、ハヤシライスをお替りするんじゃなかったの?」

「くまさんがいいの!」

 

…仕方ないなぁ。

この日、ハヤシライス×2回、食パン1枚(耳は残す)と、たくさん夕食を食べました。

 

…次の日の朝。

目が覚めたとたん、

「とーたんは?」

「会社だよ」

「りーたんは?」

「今日は保育園だよ」

「いかないのぉーー! おかあさんとおうちにいるのぉ~」

泣いてぐずり、なかなか起きないぐり君に。

「今日の朝ご飯は、ポップアップクマさんにする?」と聞くと、

「する!」と、先ほどまで泣いていたのに笑顔で起床しました。

助かった!!

ぐり君はパンダ、私はクマを朝食に食べました。

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「有意義なこと」が出来なかった休日。

日曜日の夜、ぐり君を寝かすために布団に入ったのが22時!

夕方以降のタイムスケジュールで色々判断を誤り、寝かしつけが遅くなってしまった。

「おーいしまさよし、みたい(YouTube)」「えほんよんで」「おうたうたって」、お布団に入ってからのすべてのお願いに「もう時間が遅いからダメ。明日ね」とつれない返事で却下。

 

ぐり君を抱きしめたポーズで「あーあ。せっかくの土日、何にも出来なかったなぁ…。有意義なこと1つもしないで終っちゃった…」と、布団でため息つきました。

旦那さんが「何の話?」と聞き返してきたので、

「土曜も日曜も、家を出たり入ったりバタバタしているだけで終っちゃったなぁ、と思って」。

土曜は、

車で市場へ→買い物&お昼→お菓子屋→帰宅

日曜は、

歩いて近所のレストランでお昼→スーパーで買い物→図書館→帰宅

という感じで、「何をした」ということもなく、なんとなく惰性で時間を過ごしてしまったな…と、後悔。

 

 

 

布団に入ってからも遊んで欲しそうにぐずぐずいっていて、お母さんが歌を歌ってくれないからと、ぐり君は自分で歌を歌っていました。

最初は、しまじろうの「わぉ、わぉ、わぉ。そとのせかいに。わぉ、わぉ、わぉ。」と、自分が知っている箇所のみリピートして歌っていたのですが…。

しばらくすると「だめ、だめ、だめ。ふふふんふん。だめ、だめ、だめ」と、替え歌になっていました。

お母さんとお父さんに、絵本もダメ、歌もダメと、みんな却下されて、ぐり君もうっぷんが溜まっていたのかもしれません。

ぐり君の頭に顔をうずめながら、笑いを堪えているうちに私はウトウト…。

 

しばらくすると「おかあさん。ねぇ、おかあさん」と呼ぶ声。

「…なぁに?」と返事をすると

「ねえ、おれちゃったとこ、どこだっけ? ぽきっとおれちゃったとこ、どこだっけ?」

…折れちゃったところ?? 何の話??

しばらく考え、ああ、夕方いたずらしていてハサミで手を切ってしまったことかな?と思い至りました。

ぐり君の手を取り、中指の付け根をそっとなでました。

「ここだよ。でも、どこか分からないなら痛くないってことだから。傷口開くといけないから、触らないようにね」と言い聞かせ、またウトウト。

しばらくすると、またぐり君の声。

応えてしまうとまたおしゃべりが始まってしまうので、寝たふりをしました。

すると、小さな声で、

「いたいから、つつんでください」と。

私の掌の中に、ぎゅっと握った小さなこぶしを滑り込ませてきました。

…いじらしい…。

小さな切り傷だから、もう痛みはないと思うのだけれど。

お母さんに優しくして欲しかったんだなぁ。

 

子どものこういう言動に触れるたび、愛おしさで泣きたくなります。

寝たふりをしながら、ぐり君の小さな握りこぶしを両手で包みました。

 

 

有意義なことは何にも出来ずに終わってしまった土日だったけれど…。

 

お昼にレストランでぐり君が食べ終わるのを待ちながら、「どちらが午前中に家仕事を頑張ったか、したがって午後に休憩する番はどちらか」を旦那さんと競っていた際、二人で「自分は〇〇をやった!」と功績比べをしていると、「何かの優劣を決めている」ことだけは察したぐり君が、椅子の上に立ち上がり「りーちゃんが、いちばん!」と勝利宣言をし、旦那さんと二人で爆笑したこと。

 

 

おやつに作ったポップコーンを3人で競って食べ、残り少なくなると、お皿に手を伸ばすお母さんの前にぐり君が陣取り、右・左と位置を変えて伸ばす腕から体でお皿をガードする食いしん坊な姿に笑ったこと。

 

夕食にはじめて「すいとん」を作ったところ、ぐり君が気に入り何度もお替りするので、

「まだ食べるの? どれぐらい食べる?」と聞くと

「いーーーっぱいー! うえにつくぐらい!」と、腕を伸ばし、天井につくぐらい大盛で食べたいと言ったこと。

 

…なーーーんにも有意義なことはできなかったけれど、3人で笑って、大きなトラブルもなく無事に過ごせたのだから、いい週末だった。

 

「きょう、ほいくえん?」

今朝、まだ布団の中で微睡んでいると、隣からボソボソ声が聞こえてきました。

「ぐり君? なんていってるの?」

「◎■※▼」

「ん? 何?」

聞き取れずに何度か聞き返すと、

涙声で「きょう、ほいくえん?」と。

 

「今日は保育園だよ。でも今日頑張れば、明日と明後日はお休みだよ」と返事しましたが、

「きょう、ほいくえんじゃないほうがよかったのー」と泣かれました。

布団の中で抱き寄せて、おなかの上に乗せぎゅぅと抱きしめ、話をしました。

 

「お母さんと離れるのが寂しくなっちゃったの?」

「うん」

「でも、今日はパウ・パトロールの日だよ。」

「昨日は、保育園が楽しみで “えんちょうがいいな” といってたじゃない。保育園、いつも楽しいでしょう?」

少し落ち着き泣きやんだので、

 

「今日の朝ご飯は何にする? おにぎり? カレーパン作ってあげようか?」

「かれーぱん、にしゅる…」

「分かった。作ってくるね」

「おとなのからいのじゃない、かれーぱんね」

 

朝食の用意をしていると、またシクシク聞こえてきました。

あ、また泣いている?

と思っていると、だんだん声が大きくなり

「さみしぃーよぅー!」

 

本格的に泣き出してしまう前にびゅーんと飛んでいき、また布団の上からぎゅぅー。

 

ここふた月ほど、ほぼ毎日、夜寝るときか朝起きたときに

「きょう、ほいくえん?」の確認が入ります。

「今日は保育園だよ」と答えるとめそめそと泣き、「今日はお休みだよ」と答えると「やったぁー!」と笑顔。

 

「ほいくえんじゃないほうがよかったのー」といって泣かれると辛い…。

仕事を続ける意思が、すこしぐらつきます。

けれど、起きて用意がほぼ整うころには、「はやく、いこうよぅ」と催促されます。

夕・朝、お布団の中にいるときだけ、お母さんと離れたくなくて悲しい気分になるようです。

 

鏡餅で「①お汁粉→②お雑煮→③揚げ餅」に挑戦!

年末、会社の近所の和菓子屋さんが鏡餅をたくさん作り、道端にラックを置いて乾かしていました。

それを見た社長が、「いいね!」と、大きな鏡餅を買ってきてくれました。

 

が、年が明けて11日を過ぎても鎮座したまま。

むむ…このまま誰も行動に出ず、カビの餌食になって終わりそう…。

ということで、13日に会社で鏡開き(餅を割る)をし、下準備をしました。

 

 

14日(木)お汁粉。

お昼休みに会社の近所のスーパーへ買出しに行き、本日と明日の材料を買出し。

カチカチになった餅の戻し方を実験しながら、おやつの時間にお汁粉を作り甘い物好きのメンバーで食べる。

 

15日(金)お雑煮。

実験の結果を踏まえ、前日の夕方から鍋に水を張って餅を入れておく。

具材は、大根・人参・長ネギ・椎茸・鶏モモ・なると。お昼は社長(出張中)を除くメンバーでテーブルを囲んでお雑煮を食べる。

 

18日(月)揚げ餅。

残った細かな餅をすべて揚げ餅に。

味付けは2種。「トリュフ塩」と「カレー&粉チーズ」。揚げた傍から食べていき、みんなでおやつタイム。

…翌日、ダイエット中で順調に体重を落としていた同僚が+0.5キロの悲劇に襲われる。

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真空パックに入っていない昔ながらの鏡餅を、小さく小分けにするのにあんなに大変だったとは…。

幼少期、祖母の家は必ず手作りの鏡餅でした。

神棚の他、床の間、台所の火の神のお札の前、トイレの神様用など家のあちこちに飾り、大小10個ぐらい作っていて、毎年鏡開き後には母が揚げ餅にしてくれて…それを毎年楽しみにしていましたが…お餅を細かくする作業、あんなに大変だったかな???

今度、当時はどうやっていたか、コツはあるのか、母に聞いてみよう。

 

「ねっくれすしたら?」

朝、身支度をしていて、胸元が寂しいなぁと思い、アクセサリーを選んでいました。

昔は、冬は長いネックレスをしていたけれど…子どもを抱っこすることが多い今は、ネックレスはチェーンが切れてしまう恐れが。

ぐり君も分別がつくようになったので、ピンも大丈夫だろうと、ブローチを選びました。

前に友人に作ってもらったものです。

 

 

白い花と、グレーの花。2つ付けていると、ぐり君が足元に来て

「ねっくれすしたら? ねっくれすがいちばんかわいいとおもってるよ」と。

「ネックレスしているお母さん、可愛い?」と聞くと

「うん!」

 

あー。可愛い。

 

でも、お母さん、今日はブローチでいく!

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