昨日は、保育園帰りに色々あり、少しご機嫌斜めで帰宅。
…まあ、帰りにご機嫌が傾くのは、ほぼ毎日なのですが。
ぐり君は家に帰るなり「ぱん!」と、帰りに買ってきたパンを所望しました。
玄関で「靴下脱いで、洗濯機にポイしてきて。ジャケット脱いで(脱ぐのを手伝ってコート掛けへ)。はい、よく出来ました。じゃあ、手を洗って食べよう」といって、廊下を通過してキッチンへ。
この日の夕食は、前日旦那さんが作ってくれたカレー。温めるため鍋を火にかけました。
「さあ、手を洗おう」
…と、ここで。
ぐり君が、泣いて手洗いを拒否!!!
いつも帰ってすぐに手と顔を洗います。
顔を洗うのは嫌がるときもありますが、パンやお菓子に釣られ、手を洗うのを嫌がることはほぼありませんでした。
しかし、この日は寝転がっての激しいイヤイヤが始まりました。
最近、洗面所で洗うのは「つめたい!」と嫌がるので、キッチンで洗っているのですが…お湯を出してあげても拒否します。
「びしょびしょ…!!」
ああ、顔を洗うとき嫌がるから、襟元が濡れちゃうものね。
「大丈夫。びしょびしょにならないように洗うから。ほら、袖をまくって」
膝の上に抱きかかえ、袖をまくろうとすると…
「びしょびしょなの!」
袖をグイグイ引っ張って元に戻します。
「ぜりーちょぉーだい!」
帰りに、ゼリーを2本あげると約束しました(この話はまた別途)。
「うん。ゼリーあげるよ。だから、お手々を洗おう」
「びしょびしょーーー!」
涙と鼻水で、もうすでにお顔がびしょびしょです。
そのうち、今度はなぜか
「はずかしぃーの!」と嫌がる際のセリフが変わりました。
ん? はずかしいの????
聞き間違い?
何度か聞いてみますが、やはり「はずかしぃーの」に聞こえます。
「びしょびしょになるのが、恥ずかしいの??」
ぐり君は床をゴロンゴロン転がりながら号泣です。
「はずかしい」という言葉を、何か別の単語と間違えて覚えているんじゃないのかな~?
無理やり抱えて手を洗おうとしましたが、軟体動物のように体をくねらせて、逃げます!
ギャン泣きで収拾がつきません。
感情が高ぶったのか、次にヘッドスライディングで床に突っ伏して泣きはじめました。
すると、すぐに起き上がり、「いたぁーい!」と、お腹を指差します。
…そりゃ、今床に勢いよく突っ伏した際に、ぱんぱんに膨らんだお腹から着地したからね…。
「お腹痛いの? 大変。お母さんに見せてご覧?」
膝の上に乗せて、おなかをなでなで。
今度は、身振りで手が痛いと訴えます。
そういえば、親指の関節に、小さなキズがあったね。
たぶん、指しゃぶりしていて出来た傷。
一昨日ぐらいに出来ていたから、もう痛みはないのではと思うけど…。
「そうか。手が痛いの。じゃあ、お手々は拭くだけにしようか」
今日は手洗いを無理強いしないほうがいいかなと思い、ウエットティッシュで両手を拭いました。
最初は少し抵抗したぐり君でしたが、手を洗わなくてもいいということに気づいたのか、涙と鼻水でびしょびしょの顔もウエットティッシュで拭かせてくれました。
…ここで…。
ん!? なんか焦げ臭い!
ああーーーー!!!
カレーの鍋を火にかけていたんだった!!!!
大慌てで火を止め、鍋の中を確認。…鍋肌についていた部分が焦げたけど…なんとか大丈夫。焦げた部分は、自分の皿に盛ってしまおう。
旦那さんが帰ってくる前に、焦げた部分は食べて隠蔽だ!
急いで食卓に並べると、ぐり君もそわそわと着席。
ぐり君と2人で先に「いただきまーす!」
…あんなに大騒ぎしたのに。
パンもゼリーも食べないまま、夕食となりました。
しかし…あの「はずかしぃーのぉ!」は、何だったのか?
ぐり君の口から「はずかしい」なんて単語が出てきたことも驚きだけど、絶対、言葉の意味を取り違えて覚えていると思うんだよな~。
本当はなんていいたかったのだろう??